2012年6月6日水曜日

白馬村と小谷村を撮り歩く

5/23(水)~25(金)に出掛け、この季節としては7年振りです。
メインテーマは、親海湿原のミツガシワと白馬三山をからめた新緑風景です。


     右がミツガシワのアップです。

各地で見ることができる花で、それほど珍しいものでもありません。が、これ程群生し
ている場所は珍しく貴重です。
この花は氷河期の生き残りと言われており、綿毛がその名残でしょうか。

10時半頃からおよそ2時間、全景、アップ、と色々撮りました。

此の湿原から歩いて10分足らずの所に姫川源流があります。白馬連峰から流れ出る水を集め、糸魚川で日本海に注いでいる源です。


バイカモが見頃でした。

明るく光る緑の水草に、小さな白い花が可憐です。   
一月ほど早ければ、黄色い花の福寿草群落が見られます。




白馬村にいると、いたる所で雪を頂いた山並みを間近に眺めることができて嬉しくなり、雄大な気分になります。
水がはられた田んぼに、その雄姿を写した1枚です。
場所は八方に近い瑞穂です。代掻き馬の雪形(黒色)もくっきり現れ、田植えももう直ぐなのでしょう。



初夏らしい景色かと感じました。

八方から猿倉へ通じる県道322号(白馬岳線)沿線で精力的に撮りました。

葉を広げた直後かと思えるブナの若葉が、ひと際明るく、自然の美しさを振りまいていました。
吹きだまりのような所には雪がまだ残っていて、そこには水芭蕉が咲いていました。





木々の間越しに、前述の雪形が大きく見えます。




3日目は小谷村の雨飾山の鎌池に向かいました。
初めの予定では、和田野の森から黒菱へ行き、白馬三山を絡めた新緑風景を撮りたかったのですが、崩落の為和田野の森を過ぎたあたりで通行止めでした。

こちらは道路が開通したばかりで、池の周辺は道路を除いて殆どが雪に覆われていました。スパイク付きの長靴に履き替えて、撮影に挑みました。

雪面に淡い緑が映え、季節の移ろいを感じます。






2 件のコメント:

  1. 新緑は気持ちがいいですね。

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  2. 親海湿原で朝もやのひと時をご一緒させていただいた安曇野の小林です。
    そのせつはありがとうございました。ブログを拝見させていただきました。またお会いできたらと思います。これからも、ご活躍を楽しみにしています。

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