2017年3月21日火曜日

新宿御苑の銘木、白モクレン


樹齢130年、樹高14メートルの白モクレンを撮りに、新宿御苑へ3月10日(金)に行ってきました。
厚手の殻は既に脱捨て、暖かい好天が二日長くみても三日も続けば、頭の上は清楚な白い花で覆われる、という状況でした。

これ程大きなモクレンの木を見たのは初めてです。
根元の幹回りは、添付写真の説明にも書いてありますが2メートル。
茶室「楽羽亭」周辺で梅の撮影をする時に、空に聳える此の白モクレンの木が気になっていました。

近づいて木全体を画面に取り込もうと、持参していた焦点距離24ミリのレンズで構えましたがとても無理でした。右上の写真です。
前述の様に花がまだ開いていないのですが、どのような構図にするか苦心するような気がします。当然、見頃時には見物人やカメラマンで賑わうでしょうからなおさら思い通りになりません。

さてさて、
銘木白モクレンも咲いていないのでは被写体にはなり得ません。ここまで来る途中のほんの少し手前に、これ程の大木ではないのですが見頃になっていた木がありましたのでそちらへ戻ることにしました。
先ず、NO-1をご覧願います。
NO-1
開き切ってはいませんが、青空を背景に、大木的存在感です。
右下の赤茶色の葉はカンザクラで、残念ですが花の時期は過ぎています。

NO-2
NO-3










NO-2,3 もNO-1 と同じ木の写真です。これらの写真を撮っている時に、御苑の人が通りかかり、前述の銘木の白モクレンは日陰になるので開花が遅いのです、と説明して下さいました。

NO-4
NO-5









NO-5 を少しご覧頂きたいと思います。NO-1 から 4 まで撮り続けた後に、再び銘木の白モクレンの下にやって来ました。
白い花が目立つ部分を探し、空を見上げて撮りました。白い花と小さな黒い小枝が模様を為していて面白い、ことに撮影後に気づきました。花が膨らみ、白さがさらに目立つようになると、写真としての完成度も上がると思います。

今年はこれでおしまいですが、来年以降も引き続いて撮影してみたい御苑の銘木白モクレンです。