2012年11月23日金曜日

上野の森で美術鑑賞

11月21日(水)、東京都美術館で「メトロポリタン美術館展」 http://met2012.jp/ を見てきました。


ゴッホの「糸杉」がおめあてでしたが、
公園の色鮮やかな紅葉とともに、
一日を楽しく過ごすことができました。







風もほとんど無く穏やかな秋晴れの中、公園だけでなく動物園にも入場して、綺麗な写真を撮り歩きました。

驚きなのは、これ程鮮明に浮かび上がった東京スカイツリーの姿を見ることが出来たことです。まともに眺めたのはこの時が初めてで、写真に納めるのも勿論初めてです。










紅葉もこのように素晴らしく綺麗です。澄んだ空のお陰でしょう。



2012年11月15日木曜日

信州の紅葉

5月末の新緑の頃に訪れた白馬村と小谷村、この度は紅葉を求めて此処を再訪しました。

そのー3 小谷村、白池周辺

昨夜のシオン http://hakuba-zion.com/ での夕食時に、鎌池の様子や今が見頃の場所などが話題になり、今日見てきた白池が良いですよ!!とその時の写真を女将さんがパソコンで見せてくれました。
それなら、明日26日は白池へ行くことに決めよう。

のんびり朝食を食べ、宿のご夫婦に見送られながら車を走らせました。道の駅小谷を通りすぎ、JR大糸線の平岩駅付近で県道505号に入ります。一昔ほど前になりますが、この道を通って蓮華温泉で写真を撮ったことが有ります。505号に入って30分足らずで白池に9時半頃到着しました。右の写真は9:42分の撮影です。

天気晴朗なれど波高しではありませんが、時よりさざ波が立ち、撮影の狙いを狂わせてくれます。








撮影をしていると、この辺りで工事をしていると思われる二人連れが、上の方で山が綺麗に見える所が有るよ!、と情報を提供してくれました。
                  

車を走られて10分位で、ヒワ平という所に着き、駐車場も完備されていましたので車を止めました。
左上の写真は10:26分に撮りましたが、画面左側すれすれに白馬岳が見える所です。だんだん雲が多くなり、そろそろお終いという時に、富山から来られたというご夫婦が来られ、しばらく話が弾みました。聞く所では、蓮華温泉まで通じるこの道を数日前に通行止めにしている、とのことでよく見れば柵が有りました。私が前回来た時には、この駐車場も、通行止めも、無かったような気がします。色々と整備されているのでしょう。

右の写真は帰りしなに撮った1枚です。桂の木だと思いますが、枝振りが大きく黄色い葉が印象的でしたので、山肌の赤いモミジをいい具合に配置して撮りました。
この辺りでも、「熊出没注意」の看板が目につきますので、ラジオを鳴らしながら撮っていました。周囲には誰もいませんから、自分で身を守る用心です。

2012年11月14日水曜日

信州の紅葉

5月末の新緑の頃に訪れた白馬村と小谷村、この度は紅葉を求めて此処を再訪しました。

そのー2 小谷村、鎌池周辺

NO-1
雨飾山の麓にある鎌池の紅葉です。
今日も天気が良く、景色が輝いて見えました。右の写真は25日 9:51分です。

昨日の撮影地白馬村から国道148号を北上して、「道の駅小谷」で車中泊しました。ここには、日帰り湯「深山の湯」やレストランが有り便利なのですが、日本海の糸魚川まで僅か35km程の所です。

25日早朝、白馬村の方へ少し戻ってから、鎌池へ向かいました。

NO-2

山田温泉は過ぎたと思いますが、途中で真っ赤な木に目がとまり、車を降りて更によく見ると雪山も遠くに見え、2~3カット撮った1枚です。6:32
雨飾山の登山口になっている高原キャンプ場と鎌池への分岐付近でも写真を撮り、なかなか鎌池にたどり着けません。

今回の旅の目的は、鎌池で紅葉風景を撮ることです。これが初めてなのです。

NO-4
NO-3

8時頃、やっと池の縁に立つことが出来ました。
右回りに1周して、池から離れた時は10時半頃でした。
昨日といい、今日といい、好天に恵まれたことに感謝感激です。天気が良く、最適な時を狙ってやって来ますが、その場所に来るまでは気がかりです。自然は奥が深いです。



NO-5
今年の紅葉はかなり良い状況のようです。昨年も来られた人の話ですが、昨年は殆ど色付きが無かった、と云うことでした。
周囲をブナの木の山に囲まれたこの池は、風が静かで、水面に映る景色を見るには最適の所です。そして、さざ波も時に現れ、撮る写真に変化を与えてくれます。




NO-6
NO-6は、この池を離れる間際に撮った1枚です。10:18

ちょうど1周しましたので駐車場に戻りました。昼食を撮り、一休みしている時に駐車場の管理人さんと、今年の様子を聞いたりと話をしましたが、23日に山に雪が降り昨日は初冠雪の日であったことをここで知らされました。紅葉の様子は前述の通りですが、やはり22、23日が見頃のようでした。例年より約10日遅いとの事でした。

NO-7
NO-8

池を離れ、、高原キャンプ場分岐までの間の道筋で山の紅葉を撮り歩きました。
NO-7だけは鎌池の直ぐ上の駐車スペースがある辺りで 、8,9,10は眺めの良さそうな所で車を止めて撮りました。
NO-10

NO-9









NO-10の撮影時間は13:46分で、それからも諦めきれずに撮影を続け、完全に終了したのは午後2時40分頃でした。撮りたくなる景色が輝き続き、離れ難き雰囲気でした。

今日は白馬村のみそら野にある、プチホテル シオンhttp://hakuba-zion.com/index.html を予約していますがまだ時間が有りますので、和田野の森にある 菊池哲男 山岳フォトアートギャラリー に行ってみようと思いました。私一人で見とれていましたが、2回も観てしまいました。水曜日は休館です。
22日に予約の電話をした時、女将さんから、鎌池は綺麗でしたよ!今日見てきました!!との事でした。今日25日も、素晴らしい一日でした。
                                              

2012年11月10日土曜日

信州の紅葉

5月末の新緑の頃に訪れた白馬村と小谷村、この度は紅葉を求めてここを再訪しました。

そのー1 白馬村周辺

10月23日関東地方の天気が大きく崩れ、白馬村の後立山連峰では初冠雪になりました。
その翌24日(水)10時頃に白馬村に到着、小谷村の鎌池は明日行くことにして、先ずは黒菱林道に入って山を撮ることにしました。

初冠雪に輝く白馬三山が青空の中に浮かび上がるように、聳えておりました。11:08撮影



ここまで来る途中でも写真は撮りました。
この眺め、車を止めずにはいられません。10:41撮影













左の写真を11時に、右を11時13分に撮りました。
早くも、山の上に雲が出現しました。
手前の紅葉、雪を頂く山並み、そして青い空、絶景です。










この2枚は、林道をさらに上り、12時頃に撮りました。

ブナの木が殆どだと思いますが、ブナ黄葉如何でしょうか。
林道をさらに進み、リフトの乗場まで行きました。
ここまで上がると紅葉はもう過ぎ、見る物が有りませんでした。



これは、大出の吊り橋で、14時半頃撮りました。
この時間になると、山の印象が薄れてしまいます。手持撮影

この日も絵描きさんが一人居られ、絵筆を動かしていました。日本画調に仕上がっていますが興味を持って頂けますでしょうか。勿論、私自身、気に入りです。

右の写真もこの周辺で、吊り橋のたもとに茶店が有り、それを裏側から撮りました。




2012年11月3日土曜日

川越祭

例年通り、10月第3土曜日と日曜日に、川越祭が行われました。

今年は川越市市制施行90周年に当たり、そして2日間とも好天に恵まれ、大勢の見物客で賑わいました。山車の数も29台になったようです。

川越祭は氷川神社が10月14日に執行する例大祭と、直後の15日に行われる神幸祭を根源とし、つづいて氏子町衆が主体となって取り組む祭礼からなりたちます。但し、行われる期日に就きましては、現在では冒頭のように決まりました。
平成17年(2005年)に「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。

NO-2
NO-1











私は川越市に住んで32年になりますが、この祭りを写真に撮るのは初めてです。風景写真が専門のような者ですから、動きが激しく、大勢の人を画面に納める、などに戸惑いを感じつつ、2日間昼夜精力的にトライしました。

基本的撮影条件;
  1.手振れ防止付きレンズを着けたカメラで、手持撮影。
  2.ISO感度は、昼間は ISO 400、 夜間は ISO 2,500 。
  3.絞りは、f 8
  4.シャッタースピードは、夜間は 1/20~1/30秒  昼間は 1/100~1/500秒。
  5.W/Bは太陽光(フラッシュは使いません)  


NO-3
この写真は、私しとしては良く撮れたと思います。子供たち(このスタイルの人達を「手古舞」といいます)の足の運びや顔の表情がよく写し出されています。
手古舞さんたちは引き綱を引かず、後ろに続く子供衆と警護方が引きます。

NO-2の写真ですが、川越と云えば蔵造り。重厚な家構えを背景に入れようと、山車が程良い位置まで進んで来るのを待ち構えて撮りました。


NO-4
NO-5
左の写真;
最上部の人形は能楽の翁です。
囃子台では獅子が舞っておりますが、時々出し物が変わります。

右の写真;
最上部の人形は弁慶です。このように所有する町の山車により人形の種類は様々です。
囃子台ではひょっとこが舞っています。私も、しばらく見とれていました。

山車が巡行するさいに、頭上に横切る電線が無い時は、最上部までせり上り、山車全体を見ることが出来ます。電線に遮られるような時は、下げて通ります。道路によっては、電線の地中化が完了していますが、全てではありません。
                   
NO-7
NO-6

NO-9
NO-8

















NO-10

NO-6は、山車に気をとられ、ファインダーの隅の方に何が入り込んだか気付きませんでした。

NO-7&9 は初日の夜の写真です。NO-7は全体的な雰囲気を感じていただき、NO-9は「曳っかわせ」の様子を写しました。笛や太鼓の音に合わせ、互いに舞合っています。

NO-8はご覧のとおりで、2日目の午後の部が恐らく終わったのでしょう(16:25)、あどけなくくつろいだ表情を捉えることができました。暫しの休息をとり、夜の部に備えるはづです。

NO-10は、NO-5のアップです。舞は天孤です。

私は、仲町と札の辻交差点の間の一番街で2日間写真を撮りましたが、遭遇した山車の数はおよそ20台でした。自分の目でしっかり見たいと思う気持ちと、写真に収めたいという思いがないまぜになり、思うようになりせんでした。

参考文献:谷澤 勇著 「川越祭のすべて」特別出版