2015年9月27日日曜日

エーデルワイス咲く憧れのスイスで、ハイキング!!ー前編ー

7月19日(日)~27日(月)、「ヨーロッパアルプス3大名峰・花のハイキング9日間」 ツアーでスイス、フランスに連なる雄大な山並を眺め、足元の花々に視線を移し、毎日ハイキングしながら存分に楽しんできました。一番気になったお天気も、雪の白さが眩しいほどの青空でした。

ハイキングした主な山を列記します。
  スイスの山   :20日 リギ山
                       21~22日 マッターホルン
             24~25日 ユングフラウ3山(ユングフラウ、メンヒ、アイガー)
  フランスの山:23日 モンブラン

早速ですが、エーデルワイスの花を見て頂きましょう。
NO-1
21日の10時頃に撮りました。三脚は持参しませんでしたから、他の写真も全て手持ち撮影です。カメラは一眼レフ(18-200mmのズームレンズ1本)、コンパクトデジカメ、そしてスマホです。
此の写真は勿論一眼レフで撮りました。マッターホルンやアルプスの山並みを背景に入れた構図で撮れれば最高でしたが、被写体も小さく、残念ながら出来ませんでした。
日本のウスユキソウと比べ、白い綿毛が厚く、着膨れしているように感じます。標高も高いですから、寒さも厳しいのでしょう。ご参考までに、昨年7月に早池峰山で撮ったハヤチネウスユキソウを私のホームページにアップしておりますのでご興味がある方はご覧下さい。 http://www.landscapephoto-kazu.com/

エーデルワイスが見られたのはこの日だけでしたが、ロートホルン展望台から歩き始め、三つの湖が見られるこのコースの所々で見ることが出来ました。今回参加したこのようなツワーはいくつも有りますが、私が重視したのはエーデルワイスの見頃は何時か?ということで、今回の日程を選択しました。前述のように天気も良く、願ったり叶ったりのスイス旅行になりました。

それでは、順を追ってヨーロッパアルプスの山々を披露させて頂きます。
ハイキングの始まりはリギ山からです。昨日、バスで移動してホテルに到着する少し前からかなりの雨が降り出しましたので、今日のハイキングが非常に気になりました。が、杞憂でした。
青空の下、ヤナギラン、マツムシソウ、シシウドなど、次から次へと続く花々に見とれ、シラビソの様な針葉樹越しに大きく横たふ湖も素晴らしい眺めでした。

NO-1
NO-2








NO-3
NO-1は、若者向けのちょっと急なコースを通って頂上に向かう我がパーティです。赤い服を着用した先頭の方が現地ガイドさん。
ヤナギランを前景にした湖は、四森州湖の一部でしょう。
NO-3はリギ山に登るのに利用したヨーロッパ初の登山鉄道のリギ駅で、宿泊したホテル(リギ カルトバート)の直ぐ近くに有ります。三本の線路の真ん中がアプト式?の線路になります。

NO-4
午前のハイキングに次いで、午後はルツェルン湖で50分間のクルージングをして、ルツェルンに上陸しました。ルツェルン州のシンボルといわれるカぺル橋(写真NO-4)や旧市街(写真奥に見える所)を見物しました。



氷河らしきものも見られる急峻な山並みや、その山肌を流れ落ちるカスケードのような滝などを眺めながら4時間近くバスに揺られ、そのあと電車に乗り換えて10分程でマッターホルン観光の基地ツェルマット村にやって来ました。

観光客で賑わっているハーンホフ通りを歩き、マッターホルン博物館の角を曲がってマッターホルンのビューポイントになっている橋まで来ました。薄暗く(9時近く)なっていましたが、川の先に烏帽子の様な形のマッターホルンを先ず見ることが出来ました。この時ばかりは、私の写真を仲間の一人に撮って頂きました。

NO-5
21日朝6時半頃、昨夜マッターホルンを眺めた橋にやって来ました。遅きに失し、6時頃に見られる朝焼けのマッターホルンは見られませんでしたが、少しひんやりする澄んだ空気を通して、朝日に映えるマッターホルンを撮りました。

いよいよ、マッターホルンのハイキングが始まりました。天気も上々です。
初めにお伝えしてしまいますが、旅行前に思い描いていた、逆さマッターホルン、エーデルワイスの花、等など全ての思いが満たされました。

NO-6
NO-7









NO-6 書かれている文字には意識が働きませんでしたが、形に興味を持ちマッターホルンと一緒にパチリ。
NO-7 マッターホルンより右の方に位置する面白い形の山。右側の、頂上に雪を頂いた山はマッターホルンの富士山とか?です。

NO-8
NO-9









NO-8,9は、約1時間の行程で3カ所でエーデルワイスを見ることができ、そのうちの二カ所で撮ったものです。冒頭の写真はNO-8と同じ所です。
NO-10
NO-11


















NO-12

NO-13

逆さマッターホルンの写真は10時半頃、同じ湖の所で撮りました。他の観光客が居なかったのも幸いでしたが、風も無いのがそれ以上に嬉しかったです。静かな湖面にマッターホルン、の写真です。

NO-14
NO-15









NO-14はタンポポ越しにマッターホルンを撮りましたが、タンポポが非常に多く咲いていました。NO-15の赤い花、現地ガイドさんが名前を教えてくれましたが、忘れてしまい申し訳ありません。

それでは、2日目のマッターホルンに進みたいと思います。
昨日は逃してしまいましたが、早起きして朝焼けのマッターホルンを撮りました。泊ったホテルが有名なリッフェルベルクと云う山岳ホテル(標高 2,582メートル)で、マッターホルンが目の前に大きく屹立しています。
NO-16
NO-17









朝露が靴に浸み込む程の大地に足お踏ん張り、フィルム感度(ISO)を800に上げて撮りました。周囲には、手持ちで撮っている人、三脚をセットして撮影している人、の二人の現地人?が居ました。三脚をセットしていた人と話をしましたら、3時間かけて自転車で来たがここは初めてだ、と云っていました。30才半ばの方と思いますが、一旦はこの場で別れましたが、後ほどホテル近くで撮影しているのを見かけましたので、マッターホルンを背景にして私の写真を私の一眼レフカメラで撮って頂きました。その方のカメラも同じNIKONでした。
NO-18
NO-19













NO-19は泊ったホテルで、この地方だけで飼育されている顔の黒い羊(ウーリーとか言われている)が朝食の草を食んでいます。
NO-20
NO-21









NO-20はマッターホルンの富士山と云われている山ですが、NO-7と比べると大分険しく感じます。NO-21は日本でもよく見られるヒメシャジンとよく似ています。

此処までが朝食前に撮った写真で、これからハイキングに出かけます。
NO-22
NO-23









NO-22補足 マッターホルン・グレイシャー・パラダイス
NO-24
NO-25
NO-22はゴルナーグラート展望台かその付近から写した氷河で、右の隅の方にマッターホルン・グレイシャー・パラダイス(NO-22補足)が写っています。男友達の二人連れ参加のお二人だけが、このハイキング終了間際の段階で、別行動でリフトを乗り継いでそこ(NO-22補足、右側の黒く尖った山)まで行ってきました。反対側のイタリアが見えたそうです。その間、我々はシュヴァルツゼー・パラダイスに行きちょっと遅め(2時頃)の昼食をのんびり食べていました。標高は2,583メートルですが、暑かったです。

話題を元に戻します。
NO-23から25はハイキング中の写真です。24の白い花はワタスゲの果穂です。此の湖でもマッターホルンを静かに、心行くまで眺めることが出来ました。が、出発間際に中国人グループがやってきて、俄かに騒がしくなりました。ここでちょうど12時頃でした。

先ほどのシュヴァルツゼー・パラダイスは距離的にはマッターホルンに一番近い所にある展望台のようですが、少しずつ大きくなっていた雲が前述のマッターホルン・グレイシャー・パラダイス側で更に大きく湧き立ち、マッターホルンの形がはっきりしない程になりました。
NO-26

これがマッターホルンとの実質的なフィナーレになりました。列車でツェルマットの村へ戻り、ネズミ返しの建物(NO-26)や観光馬車を歩きながら眺めた後にシャモニーへ向かうバス旅になりました。

ここまでを前編として、投稿します。
後編は、シャモニーからユングフラウ三山などで、こちらもお楽しみ願います。