2018年7月27日金曜日

赤富士

これぞ究極!!
と言いたいような赤富士を捉えることができました。
2011年8月に初めて赤富士を撮影してから4~5回目にしてやっと目にすることが出来、且つカメラに収めました。

NO-1
富士写撮会の月1回の例会が7月8、9日に行われ、さらに一日延泊したその早朝に、滝沢林道で撮影できました。
まずは、その写真をご覧ください。
時間は4時38分です。

この前後の様子を報告します。4時少し前、撮影現場に到着。赤富士にはまだ間があるのですが、とりあえず三脚をセットしました。

NO-3
NO-2













NO-2は4時18分、東側の朝焼けを三日月をいれて、NO-3は山小屋の灯りが印象的でしたので、こんな撮影を楽しみながら山が赤くなるのを待っていました。
NO-4
NO-5









NO-4は4時48分に斜面のモミの木まで赤くなった時、NO-5は4時23分、NO-2よりさらに色付き雲海まで見せてくれた時に撮影場所を移動して、それぞれ撮りました。

次にご覧頂きますのは、色付き具合は劣りますが前日に撮った赤富士です。撮影場所はここから歩いて2~3分ほど上の方へ移動した所です。
NO-6
NO-7









近頃、赤富士撮影で眺めているのはこの程度のもので、違いは歴然だと思います。
明日の予測に「確実」ということはないのですが、延泊して本当に良かったです。


2018年7月19日木曜日

群馬県 谷川岳一ノ倉沢から新潟県 松之山、松代へ

後編
5月15~17日(木)、松之山~松代

初日
関越道の湯沢インターで一般道に降り、北西の方向を目指して松之山に向かいました。
2~3回はこのルートで走っていますが、記憶に残っている眺めは出てきませんでした。
松之山の美人林に近づいた所まで来て、何となく見当がつき、程なくして美人林への案内板が目に入りました。

駐車場とか、大分整備されていました。
土産物を売る小さな売店の女将さんが先客と話し込んでいました。面白そうでしたので、私は立てかけられていた美人林の写真などを眺めつつその場を離れずにいました。
塩と砂糖を主な商品として、9年?ほど前からここで店を開いているという女将さんが色々な話を聞かせてくれました。写真家ジョニーハイマスが美人林を有名にしてくれたとか、急に霧が出てきて美人林が物凄く幻想的な光景に包まれ、その時おかみさんだけが独り占めで見ていたとか、地元の松之山温泉新聞の地図を広げてどこそこの棚田が良いですよとか、一時間近く話をしてくれました。ジョニーハイマスさんについては、私も裏磐梯で見かけたり、写真雑誌などで記事を読んだりしていましたから、私からはそんなことをお話ししました。
話を聞かせて頂いたお礼の気持ちで塩を一袋買うことにして、長引く話を打ち切り、暗くなる前に道の駅「松代」に向かいました。

NO-1
2日目
翌朝、教えてもらった棚田の一つ「星峠の棚田」を目指しました。案内板がしっかりしていましたので、迷うこともなく辿り着くことが出来ました。駐車場やトイレも整備されていました。
右の写真は6時少し過ぎ、最初に撮ったカットで、奥の方に漂っている霧にポイントを置いています。霧の規模がもう少し大きいとインパクトが増したと思います。

NO-3
NO-2









NO―2は6時半頃、NO-3は6時47分、に撮りました。言うまでもなく、さほど変わり映えしません。朝夕の焼けた空を背景に撮りたいものです。昔、早朝の山古志村を当てもなく車で走っていた時に棚田風景を見ましたが、郷愁にかられた記憶があります。
NO-4

NO-5











8時頃までここで撮影して、次に向かッた所は昨日お話だけでおしまいになってしまった美人林です。
売店はまだ閉まっていました。久し振りに、美人林に入りました。
この時期ですから、残雪もなく、ブナの芽吹きも終わり、撮影には難しい季節だと思いました。先客がお一人、ため池に泳ぐ錦鯉を狙って撮影しておられました。
直ぐ脇に陣取るわけにもいかず、少し離れた所で9時少し前から撮り始めました。
NO-6
NO-7









先ほどの先客も程なくしてこの場を離れ、自由に撮れるようになりました。NO-6は9時3分、そしてNO-7は9時7分に撮りました。鯉を出来るだけ引きつけ、大きく取り込みました。こんにちわ!と挨拶してくれているようです。鯉の姿を追って何カットか撮り、ブナの林の方へ移動しました。
NO-8
NO-9










NO-10
NO-11









趣向を変えて、上の4カットを撮ってみました。ブナの葉もまだみずみずしさが有り、生き生きとした雰囲気を感じます。NO-10は人の動きに気を配りながら10時16分に撮り、10時半に撮影を終了しました。

NO-12
この後、松之山温泉(日本三大薬湯の里)まで車を走らせ、市営の日帰り湯「鷹の湯」に入りました。
その隣りにある食堂で昼食をとり、次に大厳寺高原へ行ってみることにしました。
此処も初めてではないのですが、どの辺りを走ったか地図で確かめても良くわがりません。駐車スペースを見つけ、そこからカメラ一台持って歩きはじめました。山肌に雪が残っていましたので、目障りな小さな木や枝を避けながら、残雪とブナの木を組み合わせて何とか撮ってみました。

NO-13
NO-14









カーブミラーの補修交換作業をしている人達がおられましたので尋ねてみましたら、今年の雪解けは例年よりひと月近く早いようです。私の記憶でも、そう感じていました。
作業している内のお一人が、鳥の鳴き声を聞いて、あれはーーーだね、と鳥の名前を教えてくれました。仕事をしながら、その場の自然に一歩踏み込んで、興味のあることを少しづつ調べているようです。前述の美人林にはアカショウビンが多く見られるようです。
時刻は2時半。気温が高く暑い一日ですが、ここは高原です。
再び、星峠の棚田に行ってみることにしました。夕焼けを期待します。

恐らく5時前には到着できたと思います。
駐車場脇にある展望台(写真NO-5の案内板をご覧願います)に登ったり、車の中で休んだりした後に、朝方撮影した所で夕焼け時刻まで待つことにしました。厚みのある長い板が有りましたので、そこに座り込みました。
30分が過ぎた頃でしょうか、同じ撮影目的で山形の方がやって来られました。
この場所からの眺めがお気に入りで、棚田の方にカメラを向けて操作していましたが、同じように腰を下ろしました。
山形では何処で撮影しましたかという問いかけに、残雪残る5月に月山へ、小国町へは何回か行きましたよ、と答えました。
なんと、小国町の越後屋とそこのご主人をご存じということで、話が盛り上がりました。趣味が同じだからでしょうか、通じるものがあるようですね。楽しい一時でした。
この様な次第で、夕焼けの時刻まで退屈はしませんでしたが、写真は一枚も撮れませんでした。荷物を片付け、それぞれの車の方へ別れました。

3日目
雨が降っています。
かなり強く降り出したかと思うと直に止んだり、せわしない空模様です。
どうしようか、何処に行こうか、悩みます。
此処から近い所の「蒲生の棚田」に行ってみることにしました。その場の駐車場に着いた時には激しい雨で、車の中で待機しました。前述のように直ぐにあがり、カメラだけを持って撮影ポイントを探しました。
NO-15

NO-16










上の2枚は、ここに来た、証拠のような写真です。 
「儀明の棚田」の存在も確認しました。

久し振りに訪れた松之山、松代でしたが、棚田撮影の人気は高いように感じました。
今回は湯沢インターを利用しましたが、この辺は六日町インターが良さそうで、川越からもさほど遠からずです。

2018年6月20日水曜日

群馬県 谷川岳一ノ倉沢から新潟県 松之山、松代へ

前回の乗鞍高原のように、今回も久しぶりになる谷川岳(群馬県)と松之山、松代(新潟県)からの撮影報告です。
きっかけとなるようなことは何もなく、久し振りに行ってみたくなったということです。こういう事って、愛着を感じるから行きたくなるのか、単に年を取った証拠なのか?

5月14~15日(火)、谷川岳一ノ倉沢
初日
関越道の水上インターから一般道に降り、道の駅「水紀行館」に寄り、直ぐに谷川岳ロープウエイ乗場の6階駐車場に入りました。
一ノ倉沢まで行くバスはまだ運行(26日から)していませんので、1時間近く(50分と書いてある表示を見ました)歩きます。以前来た時には自分の車で行きましたが、近頃は自然環境保護のため各地で車規制が進行しているようです。
ところで、
これから歩こうとしている道路には鉄製の頑丈なバーが降りていて、通行禁止の立て看板が物々しくゲートに立てかけられていました。
端の方の僅かな隙間から、身体をねじって通り抜けました。
アップダウンもなく、平坦な道路で歩き易いのですが、止むことが無いほどに強い風が吹きつけてきます。そんな行程でも、ブナやミズナラの新緑が気分を楽しませてくれました。
いきなり、開けた先に谷川岳の山並みが現れました。マチガ沢出会いです。大きな木を手前に入れてその山並みの写真を撮りましたが、葉っぱが横になびいていました。
そこから更に20分位でしょうか、一ノ倉沢出会いに到着しました。

NO-1
山並みの頭の方は白い雲に覆われていますが、二つの大きな岸壁が眼前に聳えています。右の写真(11時撮影)は全体を捉えた作品で、その感じをつかめません。申し訳ありません。手前の白いのは、立山 室堂の雪の大谷と言われる雪の壁です。こちらの方は可愛い規模で、2メートルほどの高さです。

NO-2
NO-3









NO-2は新緑の美しさを味わって頂きたいです。NO-3は翌日に撮った(9時25分)写真ですが、NO-1と対比してご覧ください。
初日は12時半に撮影を切り上げました。マチガ沢出会いから撮影終了まで約2時間半でした。この間、一ノ倉沢出会いで撮影を目的にしていた人はお二人で、そのうちのお一人は「お手上げ」という感じであまり写真撮影に興じていないご様子。そのお二人に、明日もまた来ます、と言葉を残して先に帰ることにしました。

二日目
NO-4
初日と同じロープウェイ乗場の、今日は1階駐車場に入りました。ロープウェイ運行前の早朝などは24時間営業のこちらを利用するようです。この事を知っていたならもっと早く此処に来たかったのですが残念でした。
NO-4はマチガ沢手前で撮りました。初日に目につきましたが、先を急いでいたため、明日にしよう!!と通り過ぎていました。時間は8時半で、斜めからの朝日が心地良く当たり、ブナが生き生きとしています。

NO-5
NO-6
NO-5はマチガ沢出会いで9時少し前に撮りました。NO-6は一ノ倉沢出会いに到着後の10時頃に撮りました。画面を良くご覧いただきますと、右上の小さな雪渓から左下の大きな雪渓にかけて雪が流れ落ちている様子が捉えられています。焦点距離160ミリで岸壁と大きな雪渓で構図を考えていた時、何かざわつく音が聞こえてきました。雪崩と気づき、その部分を画面に入れ、咄嗟にシャッターを押した写真がNO-6になります。
状況説明が前後しますが、私が一ノ倉沢出会いに到着する以前に、前日のお二人はなんと日の出の時間に合わせて来ていたようです。谷川岳連峰がこれほどはっきり見ることができるのも珍しいことだが、面白みがなく昨日のように雲が出ていた方がまだ益し、とのこと。確かに、おっしゃるとおりです。
NO-7

NO-8









雪崩も治まってしまい、この様なピーカンの空では撮影も続けられず、昼食用のおにぎりなどを食べ、場合によっては帰ってもいいぐらいのつもりで、トイレの脇に置かれていたベンチでのんびり休憩していました。谷川岳を背にして座っていて空の変化に気付かなかったのですが、30分位過ぎたころ、空の異変に驚きました。慌てて撮影場所を選び三脚をセットしました。NO-7,8がその時の写真です。色々撮った中で選んだ二枚です。どのようにして鱗のようなこの雲が現れてきたのか?? 様子によっては、興味のある写真が撮れたかも?
油断をしてしまいました。

NO-9

ところで、日の出頃からきていたあのお二人は? 雪崩が起きる前に此処を去っています。私も、11時半頃、撮影を終了しました。

最後にNO-9をご覧願います。10時16分に撮った写真ですが、黒ずんだ険しい山と対比して昨日よりも鮮やかな新緑を眺めて下さい。この谷川岳は紅葉シーズンに多くの観光客が訪れていますが、今のこの季節も躍動感が有って私は好きです。

此処までを前編として、アップします。
松之山、松代は次回の後編でお楽しみください。

2018年6月11日月曜日

ゴールデンウイーク 乗鞍高原へ

ゴールデンウイーク中は余り出掛けないのですが、天気が良さそうで、ミズバショウとか何か期待できるものが有りそうに思え、急遽行ってみることにしました。
上高地には時々行っていますが、乗鞍には10年近く遠ざかってしまい本当に久し振りです。
余談ですが、途中「風穴の里」という道の駅に寄りましたが、空き待ちするほどの混雑でした。乗鞍と上高地方面行きの分岐までのトンネルの多い道路も車が連なり、そのほとんどの車が上高地方面へ向かいました。皆さん、上高地に行かれるのでしょう!!

NO-1
一日目、4月30日(月)
乗鞍高原どじょう池近くの駐車場に車を止めました。
うっすらと雲がかかっていましたが、残雪映える乗鞍岳の山並みが鮮明でした。11時撮影のNO-1をご覧ください。
ミズバショウと湧き出る水流をアクセントにして構図を決めました。
NO-2
駐車した車はそのままに、一の瀬牧場を端から端まで、時間にして15~20分、ミズバショウが咲いている池(湿地)を目指して歩き始めました。間もない所で、見事に咲き誇っている一本の桜が目に留まりました。歩くコースから20メートルほど外れ、遮る木や枝のない所に三脚をセットしてNO-2を撮りました。下の端は藪や小枝が煩わしく、カットしました。
丸太が架かっている小川を渡って目的地に入りました。ミズバショウが沢山咲いています。形も大きいです。何十年か前に来た時には自由に歩き回れましたが、今はロープで規制されていました。
NO-3
NO-4









NO-3は1時頃、NO-4は2時頃に撮りました。NO-4をよく見ますと、水面からカエルが顔を出しています。撮影していた時には気が付きませんでした。

二日目、5月1日(火)
天気は良好です。風もありません。早速、どじょう池から逆さ乗鞍岳!!
NO-5
NO-6













山紫水明に見とれ、明鏡止水の境地なっていました。
時間は5時半、深閑とした乗鞍高原に私一人溶け込んでいます。NO-1と同じ場所でも撮りましたが、自分の影が画面に入ってしまい、写真としてはボツです。
この周辺で1時間半ほど気ままにカメラを向け、下の2枚を撮りました。NO-5は差し込む朝日が芽吹いたばかりの葉に濃淡をつけて輝かせ、白樺林に誘われる気分です。
NO-5
NO-6









NO-7
朝食を簡単に済ませ、昨日の所でもう一度ミズバショウを撮ることにしました。途中、昨日撮った桜を今日もやってみましたが、出来えは悪かったです。

ビュウポイントに番号札が有り、牧場側の出入口の方に最後になる17番が掲げられていました。順番通りということではありませんが、一通り回ってみました。灌木に遮られたり、ミズバショウのボリュウーム感が乏しかったり、で思うようにならないなかでどうにかまとまった形に収まったのがNO-7です。
ミズバショウを前景に雪を頂いた乗鞍岳を取り込むことが出来ました。

2018年5月28日月曜日

新緑を愉しむ

私は新緑を眺めるのが好きです。
じっとして居られず、身体が動き出します。

今年の桜撮影は地元のお寺だけで、遠出はしませんでした。
その為、大きな変わり映えがしませんのでブログへのアップをパスして、新緑撮影に進みます。

4月19日(木)
NO-1
先ず、向かった所は奥多摩の鳩ノ巣渓谷です。
渓谷ですから当然川が有ります。おまけに、周囲の雰囲気に合う地味な吊り橋が架かり、絵になるポイントが多々あり、季節を問わづ良く訪れている所です。
以前に来た時には藤の花が咲いていましたが、少し早いせいかまだのようです。代わりに、澄んだ青空にポッカリ浮かんだ白い雲が、私の写真撮影を盛り上げてくれました。右は、10時頃の撮影です。
NO-2

NO-2はそれより早く、9時半です。

我が家で朝食を食べてから出発しましたので、このような時間になってしまいました。
NO-3


今回は、河原に降りて撮影をしました。
大きな岩が行く手を阻み、容易に降ろしてくれなかったのですが今回は挑戦です。先ず、カメラザックを背負い、手がかり足掛かりを探りながら降りました。次は三脚を持って同じように降りました。

上の二枚は橋より上流側で撮りましたが、NO-3は河原に降りてからですので下流側からの光景です。
こちらの方が迫力と険しさを感じ、良いですね!!

大麦代の駐車場で一休みして、丹波渓谷へ向かいました。
NO-4
NO-5


此処は奥多摩より標高が高く、芽吹きどきの新緑風景が楽しめました。緑のグラデーションが、私を引きつけます。
NO-6
NO-6は如何でしょう。嬉しいことに、山桜が彩を添え、山笑う光景でした。

NO-7
此処から少し走った所で、国道から一ノ瀬集落の方に行く山道に入りました。更に標高が高くなり、集落のある辺りはおそらく1,500メートル位のはずです。
山桜があちらこちらで咲いていましたが、見栄えの良い被写体として写真NO-7 の桜にカメラを向けました。時間は午後一時半頃です。

4月26日(木)
桧原村都民の森
何時もより遅い到着で9時半頃になってしまいました。
ほとんど雲もなく、気持ちの良い青空です。咲いているミツバツツジも見かけますが、足元に散った沢山の花を見ながら歩き、20分少々で三頭大滝に到着しました。
今まではあまり写真は撮らなかったのですが、今日は新緑が映え、撮ってみる気になりました。
NO-8
NO-9









NO-10
NO-11

 此処には滝見の吊り橋が架かり、撮影はその橋の上から全て手持ち撮影です。
下の2枚は視線を変え、滝の反対側の緑輝く山の様子(NO-12)と橋のつけ根でボリューム感のあるミツバツツジ(NO-13)を撮りました。

NO-12
NO-13









10時頃から一時間位、気の向くままに滝と新緑を堪能しました。

さて、此処からどのコースを歩くか?
歩く行程が一番長いブナの路コース(ブナの路~ムシカリ峠~三頭山頂上~見晴小屋~鞘口峠~森林館~駐車場)を最近はずっと歩いていましたが、今日は少し不安が胸をよぎります。ムシカリ峠へ直行することにしました。勿論、準備運動をしてから歩きだしているのですが、年のせいか足が重たいです。ムシカリ峠で少し行動色を食べたりしている時にまた悩んでしまいました。頂上を目指すべきか?
NO-14

情けない結果を残したくない、と気力を出して、頂上へ歩き始めました。此処は結構きつい登りなのです。立ち止まって休んでいる方が長かったようにも感じましたが、どうにか三頭山頂上にたどり着くことが出来ました。13時。
なんと、富士山が出迎えてくれました。普段はなかなか見ることが出来ないのですが、はっきりとした姿でした。

頂上はどうにか制覇できましたので、今日はここ迄にして往路を引き返すことにしました。下りは楽です。滑ったり、つまずいたり、しないよう足元に気を配って、登りにはきつかったコースを無事に歩きとおしました。三頭大滝を過ぎた少し先に東屋のある休憩所(何年か前の大雪で東屋は潰れてしましました)でしばし写真を撮りました。

NO-15
NO-16









3時半頃に撮りましたが、青空から曇り空に変わってきていました。

前回の鳩ノ巣渓谷でもそうでしたが、足腰の衰えがきていることを実感してしまいました。