2013年12月29日日曜日

東北、秋の撮影旅行(後編そのー3完)

疎開していた頃にタイムスリップした感じの「遠野ふるさと村」を11時頃に見納め、そこから早池峰山の登山口へ行ってみようと思いました。ハヤチネウスユキソウを撮りたい、と2~3年続けて計画するものの実現出来ないままで、せめて登山口だけでも見てみようと車を走らせました。
NO-1

遠野から国道340号で北上し、途中で県道25号に入り西へ向かいます。車一台分ほどの狭い道をかなり走って、登山口の一つになっている小田越に到着しました。気温は確かめませんでしたが、結構寒かったです。NO-1 
来年は何とか願いが叶い、早池峰ウスユキソウの写真が撮れることを期待したいです。

これをもちまして、鳴子峡からスタートした内陸部での撮影を終了し、太平洋に面する陸中海岸へ移動します。先ず、宮古の浄土ヶ浜へ向かいました。

NO-2
東日本大震災の爪痕を足元で感じました。砂浜の脇のコンクリートの道路が大きくえぐられたままで、立入禁止になっている所もありました。子供たちが小学生の頃、約30年近く前に一度来て印象深かったのですが、年を取ったせいか、ぱっとしない眺めに感じてしまいました。NO-2 15:06分撮影
浄土ヶ浜の駐車場付近に浄土ヶ浜ビジターセンターがあり、そこで見たパンフレットに「鵜ノ巣断崖」の紅葉写真が載っていました。案内の人に見頃を尋ねると、ちょうど見頃でしょうとのこと。
宮古の道の駅「みやこ」で泊まるつもりでしたが急きょ国道45号を北上して、道の駅「たのはた」へ向いました。

翌朝、目が覚め、海の方(此処から東の方へ3キロ程)を眺めると、綺麗な朝焼けでした。車中泊したと思われる車が自身の車を入れて3台止まっていましたが、その内の一人と話し込み、見所など尋ねましたら北山崎が良いでしょう、と云うことで今日の行動予定が決まりました。地図とナビを頼りに海沿いを走る県道44号に入り、鵜の巣断崖への道は?と思案するもののはっきりしません。大震災の影響で道路工事が各所で行われ、迂回路や不通箇所も有りました。南の方に位置する鵜の巣は諦め、北山崎のある北へ進路を変えました。思案しながら走っていた時で地名の記憶がはっきりしませんが、この辺りで「あまちゃん」で馴染みになった三陸鉄道の紅白の車両一両だけが、こともあろうにこちらも1両分だけの切り取られた感じの高架線路に、とり残されている様に保存?されているのを見かけました。
NO-3
運転しながらの目撃ですので、多少の記憶違いがあるかもしれません。名称を変えて登場していた田野畑駅も見かけました。
NO-3はその田野畑駅に近い「ひらいが海荘」付近で撮り、澄んだ朝日を受けた松の木越しの海の色が綺麗でした。7:41分撮影。
此処から太平洋を見渡せましたが、ひんしゅくをかう表現で申し訳ありませんが、大震災を感じさせない、青い海原の太平洋は素晴らしい眺めでした。

さて、此処から北へ10キロ足らずの北山崎へ行くことにします。
県道44号から脇道へ入り、暫くすると大きな駐車場が有りました。その先にトイレや食堂、そして北山崎ビジターセンターなどがある広場になっています。一番近くにある第一展望台が少し先の見える所にありますが、此処は海抜200メートル(約)。北山崎の大断崖の台地に立っていますので海は見えません。

NO-4
NO-5









第一展望台でも写真は撮りましたが、これからご紹介するものは、第二展望台とそこへ行くまでの途中で撮った写真です。NO-4は、全景写真で、切り立った断崖の様子がわかります。9:34分撮影。

NO-6
NO-7









NO-6は、ごく手前の方の岩をアップで撮りましたが、その岩はミサゴの営巣地になっているそうです。海の色もエメラルドグリーンのようで非常に綺麗です。
第三展望台にも行きましたが、写真を撮りたくなるような視界ではありませんでした。

昼時になりましたので、昼間は食堂を営み、夜は旅館になるというお店の前で暫し思案しました。
今回の旅に出る前から、最後の日は宮城県石巻市の女川にある「追分温泉」旅館に泊るつもりでいました。知り合いの人から、ウニや刺身の夕食が最高!!と聞かされ、パンフレットも頂いておりました。それは、家路への行程もロングドライブにならず好都合です。でも、今朝のような朝焼けを思い浮かべると、天気も悪くなさそうで、此処に泊まる価値も大きい。
どうしよう、写真撮影を優先しよう!、予約が取れたらここで泊まろう、と決めて店に入りました。海鮮ラーメンを食べ、支払いの時に尋ねましたら、泊まれるということでした。

NO-9
夕方まで時間が出来ましたので、今朝北上した県道44号を南下することにしました。幸い海が見える所に出てきて、小さなトンネルをくぐり抜けた所で車を止めました。北山浜もしくは机浜付近(地図で確認したのですが、記憶が
NO-8
曖昧で申し訳ありません)だと思うのですが、ちょっと豪快な波打ち際の写真を撮ることが出来ました。
警戒はしていましたが、大きな波が押し寄せ、慌てて後ずさりしたとき、浜の砂利に足をとられカメラを三脚に取り付けたままで転んでしまいました。怪我などはなかったのですが、カメラのモニターカバーに小さな傷を付けてしまいました。テレビの気象予報士も、波は何回かに一回は大きなものが来ます、と云っていますので確かに要注意でした。

まだまだ時間が有りますので、今度は北上して黒崎灯台まで行ってみました。白さが際立つ灯台や、北緯40度のシンボル塔を眺めてきました。

さてさて、翌朝早起きして、第一展望台に行きました。まだ、誰も居ません。空は期待に反してどんよりとして、海霧も出そうにありません。写真を撮り始めて間もなくの時、前日の朝「ひらいが海荘」の所で会話を交わした人達がやって来ました。ビデオとデジタル一眼を使って、職業として写真を撮っておられるそうで、昨日は海霧の写真が撮れました、とのこどでした。

こんな朝に撮った私の写真ですが、眺めて頂けましたら幸いです。

NO-10
NO-12
NO-11









朝の撮影が終わり、食堂で朝食を取っている時に宿の女将さんが写真集を配ってくれました。私の所には青野恭典さん(私より7才年上)の写真集で、北山崎の写真が掲載され、且つ本人のサインが記してありました。青野さんもここに泊まって写真を取っていたのですね。

これを持ちまして、後編そのー3が終了し、東北、秋の撮影旅行も完結します。かなり長いブログになってしまいました。
私の撮影対象は風景で物言わぬ被写体ですが、多くの人を引き付け、そこに人と人との新たな出会いがあります。これからも積極的に語りかけ、味のある風景写真に仕上げてゆきたいと思います。

朝食を食べた後に帰路につき、盛岡ICで高速に入り一路我が家を目指しました。3連休の日曜日で大混雑、19時の到着予定が22時になってしまい、お疲れ様でした。

2013年12月11日水曜日

東北、秋の撮影旅行(後編ーその2)

早速、後編ーその2です。
平泉の世界遺産を見てまわった次の日、11月1日遠野市に来ました。
NO-1
先ず向かったのが、テレビに時々登場するカッパ淵で、それは常堅寺というお寺さんが所有する?小さな小川でした。地面に突き刺した無造作な竹竿にキュウリがぶら下がっていて、恐らくカッパを招き寄せているのでしょう。私が来た時間が7時少し過ぎた頃でしたから、カッパさんも今頃は誰もおらんだろうということで、出てきてくれませんでした。竹竿は、この写真の後ろ側です。

待てば顔を出すと云う当てもありませんので、三十分足らずでこの場を去り、懐かしい農村を再現した「遠野ふるさと村」で保存されている南部曲り屋の家を見に行きました。重層な茅葺屋根の曲り屋(直家を含め全7戸ほど)が市の管理で保存されています。各家には名前が付けられ、例えば大工どん、川前別家、大野どん、などです。

NO-2
NO-3









私がとある家の庭に立っていましたら、中から管理人と思しき方が出てこられ、中で休みませんかと声を掛けて下さいました。のんびりもしていられないと思い、そのまま立ち話になりました。
話題は、それ程広くもないこの施設村にトイレが7戸もある話。既に多すぎると思えるのに、今も茅葺屋根のトイレを建設中で、茅葺であるが故に工期は半年ほどかかるそうです。そして、この方の家も最近屋根の補修を行ったのですが、その費用がなんと数千万円とのこと。施設の維持保存には多額の費用がかかるのに、なぜトイレがこれ程必要なのかと役所に掛け合い、見直しの話しを持ちかけても前向きに動いてくれない、と呆れ且つ困ったご様子でした。自分たちの懐が痛むわけでないので、決まったことを実行するだけ。私は、そうは云っても、かかる費用は皆さんの税金で賄われているのですから、一人でも多くの観光客が訪ねて来てくれるアイデアを考えるべきですね、と話しこみました。そのトイレ、広く明るく、近代的な作りで申し分ない物でした。
しばらく話は続きましたが、この様な状況を何らかの方法で世の人達に知って頂き、改善に結びつくようにしたいですね、と云うことで話を終わることにしました。

天気も良いので、のんびり1時間半ちかく見て歩きました。この間に見かけた観光客らしい人は1人だけでした。

NO-4
NO-5
NO-7
NO-6

2013年12月3日火曜日

東北、秋の撮影旅行(後編ーその1)

今回は後編で、全て岩手県内に関するものです。

子安峡の国道398号から県道282号に入り、須川の栗駒山荘をかすめて一関方面に向かう国道342で厳美渓(げんびけい)に向かいました。紅葉が見頃ということでしたが、さっぱりでした。大きな岩の間を流れる川の景色を2~3枚撮りましたが、紅葉写真は有りません。
ご参考までに、一関市内から北東の方角に猊鼻渓(げいびけい)があり、切り立った峡谷で知られているそうです。混同しませんように。

翌10月31日、道の駅「厳美渓」を出発して、中尊寺の参道入口脇の町営駐車場に車を止めました。
平泉世界遺産の撮影開始です。            
NO-1

参道の入口付近では、事務関係の人と思える女性がたが、奥の方では寺男 の人が、箒を手に掃き清めていました。
朝のお勤めでしょうか、お坊さんが通り
かかりました。8:37分撮影。
NO-2







モミジの木は見かけますが、程良く色付いた木が少なく、一番の目的であります金色堂前
に枝を伸ばす大きなモミジもまだ青々としていました。NO-3
NO-3
正面の白い建物が金色堂を守る覆堂です。中に入りましたら、さらに金色堂はガラスで囲まれていました。風雨に晒されず、長い年月を経た今も燦然と輝き続けている事を思えば、これも止む無しと思います。
松尾芭蕉も詠んでいます。
五月雨の 降りの残してや 光堂










せめて、赤いモミジで覆堂を飾ってくれたならの思いですが、それは次回の楽しみにします。

次に向かう所は、ここから2~3Kmほど離れている浄土庭園の毛越寺です。
大泉が池を中心に、右回りで一周しました。
NO-4
初めに撮った1枚がNO-4です。11:49分
ご覧のように、水面は鏡のようでした。
静かな佇まいで、何か瞑想したくなる雰囲気です。平安時代から続いてるとは不思議な気分です。

NO-5



NO-6
NO-5は少し賑やかな感じになりました。船遊びでもしたくなる気分です。見物人も少しは見かけますが、極めて静かです。
NO-5の右側がNO-6で、ここは築山になっています。赤いモミジが鮮烈でした。



これより、池の向こう側をご紹介します。
この池に水を引き入れる「遣水」が当時のままの姿で残っています。

NO-7
この写真の手前の芝生の上で、毎年5月に「曲水の宴」が催されそうです。雰囲気だけを味わうことができました。

NO-8
NO-9









NO-8は鑓水を背景に赤いモミジを撮りました。NO-9はここから更に歩き、池の中に立つ「立石」(NO-4の左の方の石)が近くに見られる所です。映える赤に、緑のモミジを対照的に入れてみました。

まだまだ旅は続きますが、後編ーその1は終わります。そのー2は遠野から始まります。ご期待下さい。

2013年11月15日金曜日

東北、秋の撮影旅行(前編)

10月28日(月)から11月3日(日)、宮城県鳴子峡の紅葉撮影からスタートして、岩手県陸中海岸の北山崎の日の出の撮影まで1週間かけて東北を回って来ました。

今回訪れた主な所(訪問順) ; 宮城県鳴子峡 山形県銀山温泉 秋田県子安峡 岩手県の厳美渓、平泉世界遺産、遠野、早池峰山登山口、宮古浄土ヶ浜、北山崎とその周辺。

岩手県は次回後編の部にして、
先ず宮城県からの前編をアップします。全体的に紅葉の色付き具合もまあまあ(少し早目)で、天気にも恵まれ、撮影日和でした。
鳴子峡の紅葉撮影はかねてからの望みでした。この場に詳しい人の話では、まだ少し早めで色付きも赤の鮮やかさが足りない、ということでした。
NO-1
NO-1は2日目の10時56分に撮った写真で、陸羽東線の列車が鳴子温泉駅に向かうタイミングです。大深沢橋から俯瞰ぎみの撮影で、列車もこの地点でスピードダウンしてくれます。

トンネルとトンネルの間僅か2両足らずの空間に光が射しこみます。列車内の人も、橋から見ている人も、赤や黄色そして緑豊かな美しい自然が創り出す光景のドラマを楽しみ、且つそれぞれが演じているようにも感じました。
NO-2
NO-3











NO-5
NO-4













撮影場所は橋の上だけではなく、鳴子峡レストハウス周辺に展望デッキが5か所有ります。残念ながら、川べりを歩く遊歩道は現在通行禁止になっていました。東日本大震災の影響でしょうか。上の写真からもわかりますように、鮮やかな赤色をした木が少なく黄色が目立ちますが、峡谷だけにきれいな川が、深く切れ込んだ岩肌が、そして山肌の色どりが、私には満足な眺めでした。
当然、ここに掲載出来ないほど沢山撮りました。
その数あるなかで、箸休めのような気分で次の2枚は如何でしょう。

NO-6
NO-7









東北と云えば松尾芭蕉の「奥の細道」が連想されます。この近くの国道沿いにNO-7の説明板が有りました。
関所越えで関守に怪しまれ、道中の最大の難所であったといわれています。ようやくに通過する事ができ、宿のお世話になった所で詠んだ句が、「蚤虱 馬の尿する 枕もと」です。

NO-5の撮影時間が29日11時半頃で、鳴子峡の撮影はこれで終了しました。次に向かったのは、山形県尾花沢市の銀山温泉です。
この近くに来ましたら、NHKテレビのドラマで超有名になった「おしん」に関する看板が目につきました。観光案内所の人にたずねましたら、山形県全体でおこなっていて、銀山温泉とは直接的な関わりはないようです。
私は紅葉情報で「見頃」となっていたので、紅葉撮影が目的で来ましたが、皆さんにご覧頂けるような写真は撮れませんでした。ただ、温泉宿の建物はなかなか立派な物で、かなり栄えていたものと思います。

29日は、鳴子から国道398号で北へ移動して子安峡に向いました。
下の2枚は子安峡迄への途中、9時前後に撮った写真です。
NO-8
NO-9
白樺だと思いますが、その黄色の葉や紅葉した木が、美しい緑の針葉樹との対比で綺麗でした。
車の運転をしながらキョロキョロするのは危険ですが、良い眺めを探すのもまた楽しいものです。安全第一は充分承知しております。

ようやく、子安峡に到着です。不動滝から撮影開始です。  
NO-11

滝とは云うものの、流れの激しい川といった感じで、 
滝壺には龍が住むと云われているそうです。

NO-10









NO-11が不動滝で、NO-10は東屋から子安峡谷側を写しました。10:39分撮影。滝にはそれぞれ、女滝、銚子の滝などと名前が付いているようです。
この辺り、観光客が多いのでしょう。売店や駐車場がしっかり整っており、車の移動が非常に楽です。ここから2~3分上流へ移動して、大噴湯を見ることにしました。
観光パンフレットに依れば、「峡谷の下では、98℃の熱湯が大きな音を響かせ噴出している」とあります。私が撮影した写真から、その情景を感じ取って頂けますでしょうか?
NO-12
NO-13









NO-15
NO-12は直ぐ脇を歩くことができる遊歩道から、NO-13はほんの少し上流の方に懸っている河原湯橋から、それぞれ撮りました。
この峡谷は、深さ60メートルのV字峡谷で、遊歩道まで下りるには下流側階段が406段、上流側階段が302段、私は往復下流側階段を使いました。結構きついです。
V字峡谷の様子は、NO-14とNO-15の写真から感じ取って頂きたいです。2枚とも橋の上からの撮影で、不動滝の方向です。
NO-14
これで前編は終わります。
次回後編として、岩手県へまいります。
またお会いできれば、うれしいです。

2013年10月24日木曜日

御射鹿池と横谷渓谷

Google + の投稿写真で知り得た御射鹿池(みしゃかいけ)と横谷渓谷へ、21(月)日帰りで行って来ました。
紅葉の様子は、全体的には少し早いようですが、まあ見頃という感じです。

御射鹿池は茅野市にあり、奥蓼科温泉郷の少し手前の県道191号沿いにあります。小さな溜池ですが、見物人やカメラマンが絶えず訪れていました。車のナンバーも、岡崎とか多摩とか遠方からも来ていました。
そして、この御射鹿池の直ぐ北側、国道299号メルヘン街道沿いに横谷渓谷があります。ここには、幾つかの滝が有りますが、冬になると氷曝する滝としても知られています。
私は、足を運ぶのはどちらも今回が初めてです。
NO-1
NO-2









NO-1は御射鹿池で、水の青さと程良く色付いたカラマツの黄色が対照的で、引き寄せられます。NO-2が横谷渓谷にある乙女滝です。緑色のままで色付かない樹もありますが、滝近くの黄葉を画面に入れて秋らしさを演出しました。
NO-3
NO-4









NO-3、 NO-4は御射鹿池です。
NO-3はこの池に到着して最初に撮った1枚です。草紅葉が朝日に輝いてとても綺麗でしたので、白樺の木を入れて撮りました。NO-4はその場から移動して、手前に見える可愛いい島を題材にして撮っていた時に、俄かに霧が降りてきましたので、霧の濃淡の程良い時に撮りました。

NO-5
NO-6









NO-5、NO-6は横谷渓谷のものです。
乙女滝と、渓谷遊歩道から黄色に色付いた葉をメインに渓流風景を撮った写真です。
下の2枚は、御射鹿池から横谷渓谷へ移動する途中の、渓谷寄りの道路際の風景です。ただ、ご覧頂くだけで、コメントは不要と思います。
NO-8
NO-7