2016年11月2日水曜日

白馬三山を眺める北尾根高原と夏の鎌池(雨飾山麓)

白馬村からの投稿です。
7月30日に山梨県忍野村から白馬村に午後3時半頃到着しました。

夕食時に、宿の方から黒菱平に通じる黒菱林道沿いに北尾根高原が最近脚光を浴びていることを伺いまして、明朝日の出前に出かけることにしました。
何回となく車を走らせている林道ですが、こんなに早い時間(3時少し過ぎ)に通るのは初めてで真っ暗です。北尾根高原の駐車場を示すのぼり旗はライトに照らされ確認できたのですが、パンフレットの写真の景色がその周辺に現れてきません。かつてこのあたりで白馬三山の写真を撮ったこともある所なのですが、パンフレットの景色が確認できないのです。車窓から確認できるだろうという思いで、暗闇に目を凝らして車をさらにのろのろと走らせました。
見つけられずに、とうとう黒菱平まで来てしまいました。

戻らざるを得ません。
先ほど確認できたのぼり旗のある辺りまで戻りましたら、手間取ったお陰で少し周囲の様子が見えるように明るくなってきました。のぼり旗の近くに、手作りのような小さな看板が目に入りました。北尾根高原への矢印が示され、誘導路がわかりました。その細い枝道を登って行きましたらパンフレットのその景色が目の前に広がっていました。林道から十メートルと離れていない距離でしたが、木に遮られ、全く視界に入りませんでした。

車を降り、周りを見回しました。誰も居ないようです。
やっと、写真撮影体制に入ることができました。カメラバッグを背負い三脚を持って、幾分か傾斜のある斜面を歩き始め、展望台を示す矢印のついた看板を見つけました。ここから山の端の林の中を歩いて展望台に向かいました。歩き始めから20~30分ほどで展望台に到着です。
       








かなり接近した白馬三山を眺めることができる位置です。上の左側写真はその場の眺めを朝焼け時刻前に撮り、右は少しばかり朝焼けした白馬岳(5時9分)のアップ写真です。
(画面作りが思うに任せず、写真下の空白部を修復できません)

初日の31日はこの程度の写真しか撮れませんでした。2日連続で此処に来ましたので、引き続きその状況をお知らせします。
勝手が分かりましたので、二日目はのぼり旗のある所の駐車場に車を止め、そこから歩き始めました。前日に確認した展望台への看板が有る所に来て異変に気付きました。太めの針金で通路を塞ぎ、そこから先へは進めなくなっていました。今日は平日で、通行禁止?。
展望台行きを諦め、休憩用のテーブルなどが置かれているテラスまで戻り、このまま帰る気にもなれず、撮影場所を物色しました。

NO-1
白馬三山の朝焼けで、5時の撮影です。
この日の朝は、山側より白馬村を眼下に見る日の出側がハイライトでした。
顔を出した朝日と雲海をお楽しみください。







                                                                                                                           
 














(写真の配置が思い通りにならず、写真番号も付けられません)

ここから、31日の朝食後に出掛けた雨飾山麓にある鎌池撮影に移ります。
池の周囲がかなりの雪で覆われブナの芽吹きが美しい5月、水面に紅葉した赤や黄色が映り込む10月、この季節が定番となりますが夏に来たのは初めてです。訪れるには季節外れとみえ、人の姿もちらほらでした。

新緑の感じで、かなりお気に入りの眺めが多く、予想外の収穫でした。
A
B




 








写真Aとその下の写真が、特に気に入っています。
写真Bからその気配を感じとれますが、空はどんよりしていまして、撮影が終わる直前の12時頃から強い雨が降ってきました。すべてを終了して車に駆け込みました。