2014年8月9日土曜日

苔にみとれる

7月後半、岩手や宮城の東北地方へ出かけてきましたが、その前に川越市内で撮影した、しっとりとこの時期ならではの苔の風景をご覧頂きたいと思います。撮影日は7月6日です。

苔むした仙波東照宮の石灯籠や桜の木の根元に緑濃い苔と共に息づく小さな木、ややもすると見過ごしてしまう光景に見とれました。


NO-1
NO-2









NO-1, 2は喜多院境内で小さな瑞々しい笹や石垣に生える苔のアップ。

NO-3
NO-4


NO-3は仙波東照宮 拝殿脇の石灯籠、そしてNO-4は東照宮下に聳え立つ桜の大木の根元に息づく小さな若木です。

ここで、合歓の木の淡いピンクの花で彩りを添えました。
これはとある民家の窓辺に咲いていました。花は目の前ですので、カメラを最短に近付けて撮りました。初めて、咲いている形の中心部を見ることが出来ました。

NO-5
NO-6









NO-7,8は喜多院境内で撮りました。NO-7はモミジの葉が主題ですが、背景にある木の表面の苔にうっすらと光が当り、モミジの緑をサポートしているようです。NO-8は、貫禄備わった桜の木を眼前に捉え、左奥の多宝塔の朱色と笹のうす緑をどうにか落ち着く位置に治めることが出来ました。

NO-7
NO-8