白馬大雪渓に足を踏み入れたい、と一昨年トライしましたが生憎の大雨で実現しませんでした。今回はそのリベンジで、8月6日(木)に実行しました。
大雪渓や白馬岳に関する過去を振り返りますと、ワンダーホーゲル部の夏山登山で20代に大雪渓から白馬岳に登りました。その頃はアイゼンを装着しない登山靴とキスリングという装備でしたが、15人前後のメンバー全員事故も無く登って来ました。また、50代では二回ほど写真撮影で白馬尻荘(小屋)まで行きました。
近頃は、栂池自然園の展望湿原から大雪渓を眺めるぐらいになっていましたので、冒頭の如く夏でも消えない冷たい雪に触れてみたくなりました。
NO-1 |
NO-2 |
NO-3 |
上の2枚は8時5分頃、白馬尻荘(小屋)から撮りました。夏山らしい山肌の緑が雪渓の白と対照的です。
下の2枚は大雪渓での撮影終了後、先ほどの白馬尻荘(小屋)まで戻る途中でNO-4を撮り(10時23分)、NO-5は戻った時に撮りました(11時3分)。こちらはNO-2の撮影位置とほぼ同じです。
NO-4 |
NO-5 |
特にNO-4について、白いのは雪渓ですが、霧が立っているようで面白いと思いカメラをセットしました。雪渓の幅をもっと広くしたかったのですが、足場が限られできません。
十分とは言えませんが、NO-1のように登山者を入れた構図の大雪渓が撮れましたので満足します。白馬村までは時々来ますので、綺麗な青空の時にもう一度チャレンジしてみたいです。
白馬三山の朝焼け
大雪渓の翌日から、1泊2日で栂池自然園へ行きました。
朝一番のゴンドラリフトに乗り、今晩お世話になる栂池山荘に余分な荷物を預けて自然園に入り、8時頃から撮影を始めました。青空はあるものの、白い雲が湧き出て肝心の白馬岳付近は山並が見えません。白馬大雪渓で記した展望湿原まで行きましたが、余り収穫は得られませんでした。
NO-1 |
NO-2 |
NO-3 |
NO-4 |
NO-5 |
NO-5は4時56分、NO-6が5時00分の撮影です。
NO-6 |
この間何枚か写真を撮りましたが、5時9分になりますとNO-7になり普通に見られる光景
NO-7 |
に変わってきました。
これで、15分間の朝焼けドラマは終了しました。
朝食までもう少し時間が有ります。水滴を付けたヒオウギアヤメとチングルマ(果穂)を撮りました。
NO-8 |
NO-9 |
朝食後は、朝のドラマと山荘の朝食で十分満足感を味わいましたので、のんびり歩いて浮島湿原まで行きそこで引き返しました。
NO-10 |
NO-11 |
NO-10は白馬三山を見下ろす感じのシシウドで、夏らしい雰囲気です。NO-11は浮島湿原で、水面に映る白馬岳を撮りました。風もなく、人気も無く、ベストタイミングで得られたショットです。時間は10時7分。
昨日はパッとしない一日でしたが、今日は晴々、これで OK です。