子安峡の国道398号から県道282号に入り、須川の栗駒山荘をかすめて一関方面に向かう国道342で厳美渓(げんびけい)に向かいました。紅葉が見頃ということでしたが、さっぱりでした。大きな岩の間を流れる川の景色を2~3枚撮りましたが、紅葉写真は有りません。
ご参考までに、一関市内から北東の方角に猊鼻渓(げいびけい)があり、切り立った峡谷で知られているそうです。混同しませんように。
翌10月31日、道の駅「厳美渓」を出発して、中尊寺の参道入口脇の町営駐車場に車を止めました。
平泉世界遺産の撮影開始です。
NO-1 |
参道の入口付近では、事務関係の人と思える女性がたが、奥の方では寺男 の人が、箒を手に掃き清めていました。
朝のお勤めでしょうか、お坊さんが通り
かかりました。8:37分撮影。
NO-2 |
モミジの木は見かけますが、程良く色付いた木が少なく、一番の目的であります金色堂前
に枝を伸ばす大きなモミジもまだ青々としていました。NO-3
NO-3 |
松尾芭蕉も詠んでいます。
五月雨の 降りの残してや 光堂
せめて、赤いモミジで覆堂を飾ってくれたならの思いですが、それは次回の楽しみにします。
次に向かう所は、ここから2~3Kmほど離れている浄土庭園の毛越寺です。
大泉が池を中心に、右回りで一周しました。
NO-4 |
ご覧のように、水面は鏡のようでした。
静かな佇まいで、何か瞑想したくなる雰囲気です。平安時代から続いてるとは不思議な気分です。
NO-5 |
NO-6 |
NO-5の右側がNO-6で、ここは築山になっています。赤いモミジが鮮烈でした。
これより、池の向こう側をご紹介します。
この池に水を引き入れる「遣水」が当時のままの姿で残っています。
NO-7 |
NO-8 |
NO-9 |
NO-8は鑓水を背景に赤いモミジを撮りました。NO-9はここから更に歩き、池の中に立つ「立石」(NO-4の左の方の石)が近くに見られる所です。映える赤に、緑のモミジを対照的に入れてみました。
まだまだ旅は続きますが、後編ーその1は終わります。そのー2は遠野から始まります。ご期待下さい。
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