5月20日(水)から22日(金)、上高地へ行きました。
その2
4時半に起床、五千尺ホテル側の河童橋から10メートル程上流の方に三脚をセットして、山に朝日が当るのを待ちました。
NO-1 |
NO-2 |
NO-1は5時半、-2は5時43分に撮りました。手前の黄色い葉が輝き始め、山並の左上部と右側のカラマツも浮かび上がり、ダイナミックな朝焼けとは違いますが荘厳な夜明けシーンを見ることが出来ました。
NO-3 |
NO-4 |
NO-3は河童橋から下流へ移動して、ケショウヤナギと奥の方のカラマツに日が射し、清々しく初夏の上高地らしい雰囲気の写真に仕上げました。-4は同じように、陽射しをを受けて活き活きとした新緑のカラマツを西糸屋山荘近くで撮りました。
朝食前の成果としては上々の出来栄えでした。
二日目の昼間の予定は、徳澤園でのニリンソウ撮影です。そこまでの行程2時間を、足元の草花や遠くの山々に目をキョロキョロさせながら、梓川左岸の道をのんびりそぞろ歩きしました。NO-5,-6。
NO-5 |
NO-6 |
徳澤園に11時頃到着しました。ニリンソウは陽射しを受けないと花が開きません。そのため、ここに来るまでは林の中を歩いていましたから、見頃の時期ですが花は十分に開いていませんでした。キャンプ場広場に隣接する徳澤園のニリンソウ群生地は、ハルニレの大木が何本か有りますが、かなり空が望める明るい所です。時間も11時を過ぎましたので、撮影条件は整いました。
NO-7 |
NO-8 |
NO-9 |
NO-10 |
群生地とはいえ、小さなニリンソウの花も見られるようにする工夫が足りない感じです。雰囲気は味わって頂けるかと思います。
ちょうどお昼時になりましたので、徳澤園で軽い食事(とろろソバを食べたような気がしますが、はっきりとは覚えていません)を取り、先ずは明神池の嘉門次小屋をめざします。途中で撮った写真は、その1でご覧頂きました緑色のニリンソウと珍しい黒(青?)チドリです。明神館から明神橋へ行く途中で、緑色のニリンソウを見つけて写真を撮っていた婦人を見かけました。
嘉門次小屋に到着しました。上高地での二番目の楽しみは、ここでイワナの塩焼きを食べながらビールを飲むことです。「わざわざ」と云う感じで、河童橋からここまで来たことも有りました。最初に来た時は囲炉裏端に座って古風な雰囲気を楽しみましたが、近頃は外のテーブルを利用しています。開放的でこれも良いです。
さて、ここで思いがけない出来事が有りました。ビールを飲んでいると、10メートルほど離れた入口付近に、その1で紹介したシンガポールからの姉妹らしき人を見るともなく見ていましたら、先方さんが私に気付き手を振ってくれました。上高地も広いようで狭いですね!!
心身ともに落ち着きましたので、河童橋をめざして、往路とは反対側の梓川右岸の道を選択しました。天気も良く、青空と新緑が眩しいほどでした。NO-11,-12.
NO-11 |
NO-12 |
右岸の道を進みますと、岳沢への登山口を通り過ぎ、ホテル白樺荘の裏側へ出てきます。NO-13、-14はそこで撮りました。4時半ごろでした。
NO-13 |
NO-14 |
二日目はこれでお終いです。楽しい夕食、またどんな出会いがありますか? 最終日その3へ続きます。
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