2012年5月4日金曜日

高尾山、山桜を撮り歩く 4月25日(水)。

開通して間もない、圏央道高尾山ICを出、国道20号の高尾山入口の橋を渡って直ぐの所の駐車場に7時10分頃到着。ケーブルカーの始発時間(8時)を確かめ、コンビニで買いこんだ朝食をとり、余裕を持って発車待ちの列に並びました。

ケーブルから降りた高尾山駅にも桜の木がありましたが、散り始めていました。かなり大きい幹の中ほどに、しっかりと新天地を確保した、光が透ける緑葉と花を、手持ちで写しました。

ストレッチ運動をしているグループを見て、私も手足を伸ばし、8時半頃此処を出発し、先ずは高尾山頂上(599m)を目指しました。

男坂や薬王院の連なる階段を汗をかきながら登り切り、十三州大見晴台のある高尾山頂上に、40分ほどかかり到着しました。


昨日の天気予報では晴れの予報でしたが、残念ながら曇り空です。冨士山や、手前に見える丹沢の山並みも見えません。肝心の桜は、此処でも散り始めておりました。




予報を少しは信じ、気を取り直して、一丁平まで行きましょう。

山桜を背景に、もみじの芽吹きがきれいでした。もみじ台付近です。
色鮮やかな新緑が、撮影を楽しませてくれます。
ご参考までに、もみじ台は夕陽のダイヤモンドのビュウポイントです。12月冬至の頃、14時位までに来ていただければ、撮影場所を確保できますでしょう。

上の写真から約1時間が過ぎ、10時40分。おそらく一丁平の少し手前で右の写真を撮りました。
2年前の4/18日もこれとほぼ同じ視野で撮っていますが、それと比べるとこちらは、曇っている分精彩に欠けています。申し訳ありません。


途中でも写真は撮りましたが、11時半頃一丁平に到着しました。
お昼時ではありましょうが、テーブルの上のワインボトルが3本ぐらい目に入り、宴会場的雰囲気になっていました。さすがに、ミシュラン三つ星の山、賑やかな光景です。


そんな雰囲気に飲まれづ、昼食よりは撮影をと思い、桜景色に目を向けました。

町中では味わえない、新緑の中の山桜も、気持ちの良い眺めです。さくら色も濃いようです。


一丁平の展望デッキから少し下った所でも沢山の桜が咲き誇っていました。しかし、構図的に纏まらないため、眺めるだけで通り過ぎ、さらに小仏城山の方へ向かいました。

今度は登り道になり、上がりきった所で振返ってみた景色が下の写真です。
先ほど眺めるだけにした桜が、桃とは異なる
桜源郷の境地と感じ、手前の山桜の枝振りが
暗い背景に浮き立つように写しました、
12:48。

小仏城山の方から来られた方に、さくらの状況を尋ねましたら、此の辺りが凄いと云うことでしたので、此処で引き返すことにしました。
時間は午後1時頃ですが、左足に異変を感じ始めました。持病の膝関節炎の兆候です。


先ほど通ってきた道を、ゆっくりとした足取りで歩きました。
目線が異なるからか、同じ道でも撮りたい景色は有るものです。

1時半ごろ一丁平に戻り、空いていたテーブルに昼食のおにぎりや飲み物を広げました。食べ終わった後も、何枚か写真を撮りました。

2時頃此処を出発。
膝の痛みをはっきり感じるようになり、階段を下りるときに、体を支える膝が浮足立っているようです。
明らかに登山となるような場合にはストックを用意しますが、今日は持っていません。軽いカーボン製三脚なら、少しは杖代わりにもなりましょうが、今日は重たい三脚でその役になりません。
前を歩く女性グループからも離れるばかりで、吐く息だけがやけに感じます。

もみじ台と高尾山頂上は、アップダウンが多くきついので、迂回路の平坦コースを歩きました。平坦路はまあまあ普通に歩けます。難関は薬王院の階段でした。後ろから来る人には先を譲り、一段づつという状況でした。
なんとか、十一丁目茶屋まで来て、ほっとしました。団子を食べたりして20分位休憩して、ようやくケーブル乗場の高尾山駅にたどり着くことが出来ました。時計は15:50でした。
幸いなことに、車の運転には全く影響ありません。

長い1日、お付き合い頂きましてありがとうございます。


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