2012年2月26日日曜日



山形蔵王の樹氷を
2月22日に撮影してきました。


先月ぐらいから実行するチャンスをみておりましたが、日本海側大雪のニュースが頻繁に現れ二の足を踏んでおりました。ネットで天気予報を頻繁にチェックしつつ、チャンス到来を待っていました。
ついに、21日に宿を確保(ル・ベール蔵王、今回初めての利用)し、翌22日朝5時に我家を出発して、ホテルに昼頃到着しました。
ホテルの人から山の様子を聞き、足元から吹き上げる風が強いからスキーウエアーを着たほうが良いとのアドバイスでそれを着用することにして、ロープウエイ乗場まで送ってもらいました。地蔵山頂駅に着いた時刻は午後1時を少し過ぎていました。とうとう、アイスモンスターが居並ぶ、真っ白い雪の山に立ちました。

この時刻ですから、大勢のスキーヤーや観光客、そしてカメラマンが目に入って来きました。
少々気遅れ気味で、何処となく周囲を見廻し、様子をつかもうと歩き出しました。
20メートル程歩いた所で、上の写真の樹氷が迫って来ました。
此れはーーー!!
ギリシャ彫刻(サムトラケのニケと云う名前を、帰宅後に調べて判りました)を想像しました。羽根の向きが少々異なりますが、大いに興味を持ち、じっくり写しました。お気に入りの樹氷を更に際立ててくれたのが背景の青い空です。遠景にモンスター群を取り入れました。



右の樹氷も面白いと思いました。
モンスターがスノーモービルに跨り、樹氷群を走り回っている感じです。


気温はほぼ 0℃ 、風もなく寒さを感じない好天に恵まれました。
先ほどのホテルの人の話では、この冬にはいって3~4度目の晴天のようです。
この様な条件を望んではいましたが、これ程かなえられた事に大満足でした。

帰りのゴンドラから見た夜空には星が輝いていました。
が、翌23日は朝から小雨模様でした。樹氷をあきらめ、少し北の方に位置する、松尾芭蕉の奥の細道で有名な山寺(正式名 立石寺)に行ってみようと決めました。

ホテルの支配人曰く、冬のしかも小雨模様の山寺も味わいありますよ、とのことです。
来てみると、若いカップルも、老カップルも、ツアー観光客も、色々な方々が見物に来ていました。
階段を使って、山道を登るように行くのですが、雪で滑りやすくなかなか苦労する観光になります。私は、スパイク付きのゴム長靴を使いました。


左の写真は、「修行の岩場」を写したものです。


この木作りの建物は、離れた距離でしか見ることが出来ませんが、まさしく行くも引くも困難な修行の場、の雰囲気が漂いました。





右の写真は、山寺の上の方にある開山堂付近から街並みを写したものです。
冬の情景を知る写真のように見えますが、ここまで来るのに40分となっていますが、この時期ではもっとかかるでしょう。

この度はアイスモンスターを撮影する旅でしたが、山寺も含めての1泊2日は、収穫の有った貴重な旅でした。

1 件のコメント:

  1. 風荒きところの樹氷みな斜め 木堂

    樹氷ですか。。。 久しく見ていませんね。会社時代、大狭氏(知っていますか  工機の。。)の実家が山形蔵王に近くで仲間と一緒にスキーに出かけた時見た記憶があります。(35年前?)
    チャンスを逃さない。。行動力ありますね。

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